この記事は以下をお考えの方に向けて書いてます。
「もっと暗記する力を高めたい」
「頭が良くなる本を探している」
「頭が良くなりたいな」という考えありませんか? しかも、ちょっとの努力で頭が良くなれるといいなと考えたりしませんか。私も同じ考えがあります。
今回手に取った本は、ちょっとの努力で頭がよくなりそう!といった内容の本でした。なぜなら
『関連づけ』によって、たくさんのことを覚えることができるからです。
目次
「関連づけ」でたくさん覚えられる! 東大思考について
今回は、そんな頭が良くなる=地頭力がつくという「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考
と言う本を皆さんに紹介します。この本を読むと
考え方の幅が生まれ、物事を上手におぼえたりする事ができるようになります。
「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考
この本の作者は西岡 壱誠(にしおか いっせい)さん
シリーズ累計30万部を売り上げたベストセラー、『東大読書』を書いた方です。
偏差値が35だった彼が努力と二浪の末、東京大学文科II類に合格したすごい方。
作者さん曰く
「だれしも初めから頭がよいわけではない」
と言う一説があり、このような私でもすぐ頭が良くなるのではないか?!なんて期待しちゃいました。
私自身この本を読んでみて以下のことを学んだと思います。
・関連付けてをして、考える、覚えたりするやりかた
・全体や背景を見て覚えるやりかた
ただただ、覚えるだけでなく「考え方」に対して+αを得られる本でした。しかもこの本、読みやすい内容なので一気に読めました。
今回はその中でも特に、私が印象深かった部分を簡単に紹介させていただきます。
簡単に、たくさん覚えられるようになる
理由が同じ物を整理する事が関連づけと言います、この関連づけで単語を簡単に覚えられます。
たとえば「unite」と聞いたときに、「あ、何か日本語でも『ユニット』っていうね」とか
「ユニフォームとかユニバーサルとか、そういう他の言葉ができたことあるなぁ」と考えることができますよね。そういう人は、「unite」という英単語を簡単に覚えられます。
なぜなら、そこにはもう「uniの棚」が出来ているからです。この場合、関連付けられる人はもう「uni」という棚ができているわけです。
その棚の中には、「uni」のつく言葉がたくさん入っていて、「unaite」もその中の情報と同質な物として管理することがでる。そうすると覚えやすいし、忘れないのです。
本書:CHAPTER1 ③関連ずけで、一度に覚えたことは「絶対に忘れない」:原因思考②
「・関連づけで、記憶の棚に整理する」より
ただただ、単語を覚えようとしたことありませんか。私は単語帳を作ってみたり、何度も書いたり見たりして覚えていました。
ですが、この「棚」の中に入れ「関連づける」ことで、キーワードを引き出す事が楽になるんですね。整理整頓がしてあるとパっと!出せると言う。
もっと若い頃に知っておきたかったですね。
説明が上手くなる
説明のうまい人は、相手の「既知」に合わせて物事を語ることができます。
スティーブ・ジョブズ。プレゼンの1つで、スマートフォンという、まさに「世界を変えた」機械を売りまくった人物です。
彼の説明を聞いて、世界中の人がスマホを買うようになったのです。
ではなぜスティーブ・ジョブズのプレゼンが優れていたのか?その答えは彼がついた「嘘」にあります。
その「嘘」は単純明快。彼はスマホを「携帯電話だ」と言ったのです。
~略~
スマホは「PC」です。コンピューターを小さくして持ち歩き可能にしたものこそが
スマートフォンなのです。それを、ジョブズは「携帯電話だ」と言った。これはなぜかといえば「携帯電話」が多くの人にとって「すでに知っているもの」だったからです。
本書:CHAPTER3 ①東大生は、自然と「相手に合わせた説明」をしている
「・頭がいい人は「相手が知っていること」に関連づけて話す」より
人間は「まったく新しいもの」は理解できないと言う考えです。
こちらで理解できる言葉を考えてから相手に伝える事で、分かってもらい、説明した内容を飲み込んでもらえます。
誰でも地頭や思考を鍛えられる
この本書には「「原因探し」をやってみよう!」と言った問題にチャレンジする箇所もあります。
自分の考えで答えを導くので「あ、なるほど!」的な発見があり楽しく読めるのがポイント。
東大思考という「思考回路を真似する」事で誰でも地頭や思考を鍛えられると言う事は本当のようです。