一体面接ってどんな種類があるのか? と言うことで代表的な面接をご紹介します。
私、中小企業の面接担当もしてます。こじんまりやってます。現在は個人面接ばかりですが、前の会社は今より規模もありグループディスカッションやプレゼンテーションといった面接形式もやりました。そんな経験をもとに面接の種類をお伝えします。
この記事を一読いただき、これから受ける面接の対策や準備が出来たら幸いですよ。
「再来週、集団面接を控えてるから準備しなきゃ!」
「来週にもプレゼンテーションの面接があるから」
って方にぜひ読んでもらいたい記事です。ポイントを押さえて分かりやすくお伝えします。
目次
就活で企業が実施する面接形式6種類
1.個人面接
通常、面接といえばコレですね。
一問一答形式で面接担当の質問を受けたり逆に質問をしたりします。
求人1名に対して面接担当1~3名。部署の偉い人がいたり、人事の人がいたり会社規模により人数が変わりますね。
一次面接、二次面接、最終面談と段階があり、一つ一つ突破して晴れて内定となります。昔、とよすが聞いた噂では「最終面接はもう合格していて、社長と顔合わせをするだけの面接なんだよ」とか聞いた事がありますが、噂だと思います。
今はがっちり選考し、普通に落とされちゃいますので気を抜かないでください。
とよすが個人面接をして選考をする場合ですが、座り方に目がゆきます。
話す事に疲れてきたのか椅子の背もたれに寄りかかったり、前のめりになったりだらしない感じになる人がいます。
これ、印象が悪いので注意しましょう。最終面接では社長クラスとの面接となります。
逆質問の場では社長という会社トップにふさわしい質問をしましょう。
たとえば将来の目標やビジョン、経営にかかわる事などがあおげられます。規模の大きめな会社ですと、ホームページに経営計画や事業計画があります。これを見て何か不明な点や聞きたいことを準備しましょう。しっかり準備をしたら、合格まであと1歩ですよ。
2.集団面接
主に新卒学生さんの面接でこの集団面接がありますね。
集団面接では求人者3人から8人位で一斉に受ける面接です。とよすも受けたこともありますし、実施した事こともあります。
集団面接は、その場で求人者同士を比較し短時間でビシバシ選別する面接形式です。面接担当は3名ほど。聞かれるのは基本的な自己PRや志望動機を聞かれて、質問に対して順番に答えてゆく流れです。
この面接では
会社側の求める人物像に合っているか、ビジネスマナーはできているかなどを見ます。
そしてポイントは「話すぎない事」。ほかの人もいますので短い時間で話せる練習をしましょう。逆質問の内容も、ホームページや求人などですぐ見つけられるだれでも分かる質問は避けてください。
発言する順番によっては、自分が質問するという事に集中しすぎて、お隣さんがどんな事質問をしたか聞き逃がしたりします。同じ質問をしないように注意するため、質問内容を2~3パターン用意しましょう。
3.グループディスカッション
これも新卒学生さん向けで良くある選考方法ですね。
3~6名位でグループを作り、ひとつのテーマについてディスカッションして時間内で結論を出します。
このとき面接担当は
協調性、積極性、論理性またはリーダーシップなどをチェックしながらグループの周りをグルグル歩き回ってたりします。
会社で働くうえでチームで動く事は欠かせません。実際に会社に入ったらいろいろな考えの人がいます、そのような人達と一緒に動くことになったら?と考えたうえでの選考方法なんですね。自分がどの様な立場でそのチームの課題を解決できるか? がポイント。
注意する点は、争わず自分の考えを押し通さない事。必ず私たちはチームなんだ、と言う事を忘れないでテーマ解決を目指しましょう。
4.グループワーク
グループディスカッションと似ていて3~6名位のグループで資料(成果物)を完成させる事が目的の選考方法です。
まず資料を作る際に、だれがリーダーで、だれが成果物に記入するか、など役割を決めます。その後、時間内にチームでアイディアを出し合い成果物完成に向かって話し合います。ポイントはチーム内でアイディアをドンドン出して意見をつぶさないブレインストーミング形式が良いです。この時、
チームで出た意見をより良い物にしたり、アイディアを引き出したりすることが大切です。
採用担当はチーム内でどの様な事で成果物やチームに対して貢献したか?を評価してます。
5.ディベート
1つのテーマについて賛成側と反対側で別れて討論します。
人数は6~10で討論でヒートアップしたりする選考方法です。ですが実際にヒートアップすると採用担当から注意が入ります。自分の立場により討論する相手の欠点について反論したり、自分を守ったりする論理性が必要です。
このディベート、実はこれが正解!これで解決!というゴールが難しい物なので、どこがゴールになるのか?という事をお互い決めるという事も必要です。また自分がどんな考えをもって発言をしてゴールに向かっているかが大切。
ポイントは相手の意見を完全に反発するのではなく
「こういう考えがあって、反対なんです」と言ったように具体的な発言が必要です。
また相手の意見も尊重した考え方もできると選考の評価も上がります。
6.プレゼンテーション(以下プレゼン)
自分の企画や研究について発表する選考方式です。学校でも、自分の考えを発表する場面ってありましたね。そんなイメージです。
就職面接で行うプレゼンでは「こんな考えで企画を作成しました」言う切り口やコンセプトを、知らない相手にわかりやすく発表する事が大切なんです。
最近では企画をプレゼンするのではなく「自分PR」をプレゼンしてくださいと言う会社も多いです。実際会社に入社したら経営や商品企画、研究内容の事でプレゼンを行う場面がある。というシチュエーションを考えた選考方式なんですね。
ポイントは表現力や論理性をもって分かりやすく伝える。
企画のプレゼンの場合、なぜこれを考えたのかを隅から隅まで分析してアピールしましょう。自己PRの場合、あなたの優れている個性や経験をプレゼンするのが良いです。
企画や自己PRも話し方は結論から。そして結論に対してなぜその結論なのか? を伝えます。具体的に話すのが大切ですがボリュームが出やすいためシンプルに話せるように工夫しましょう。
とよすが思うこと「良い印象をあたえましょう」
とよすもそうですが、人前で話すのって緊張しますよね。社会人になって数十年経ってますが今でも緊張します。
営業で商品を説明する時はいつも同じような説明とセリフなので、さほど緊張しませんが、初めて話す事は緊張します。
自信がつくと大きな声で話せます
面接の前は出来るだけ、自己PRや志望動機など反復して声に出して練習してみてください。だんだん慣れてくると緊張の紐もゆるみ自信につながってきます。また、面接でも集団でもそうですが大きな声ではっきりとお話をすると面接担当に良い印象を与えられます。自信がつくと大きな声もでるはずです。
あなたの素敵なところを面接担当にビシバシ伝えていきましょう。