この記事は以下のような方に向けて書いてます。
こんな方におすすめ
「転職を考えている30代~40代で・・・」
- 何度も転職したので次転職できるか不安な方。
- ジョブホッパーとしての面接対策がしたい。
「転職を繰り返したので、次は受からないだろう・・?」といった不安、ありませんか。
私も7回、転職をしてしまいました。次も転職が成功するか不安です。このように転職を繰り返す人のことを「ジョブホッパー」といわれイメージが良くないのです。
しかし、ジョブホッパーでも転職を成功させている人もいます。それは一貫性のある経験をもとにキャリアップをしている方です。今回の記事は、ジョブホッパーが転職を成功するための記事になってます。
転職を7回して、現在中小企業の採用担当である私の経験でお伝えします。
転職に不安がある方の役に立てばうれしいです。
前置きはこのへんで、ジョブホッパーでも転職がうまくゆくための成功の鍵5点をお伝えします。
目次
ジョブホッパーとは、転職を繰り返す人。
ジョブホッパーとは
・短期で転職をくり返す人(1年未満)
・きまりはないが4~5回の転職
・欧米では転職回数が多くてもキャリア形成ができてる人物ととらえられる
・日本では忍耐力や計画性がないひとと考えられ、印象は良くない
ジョブホッパー(またはジョブホッピング)というのは転職をくりかえす人のことをいいます。
転職を繰り返し、年収などをアップさせるキャリアアップ型のジョブホッパーと、計画もなく会社を辞め、転々とするコロコロ型ジョブホッパーがあります。(コロコロ型は私がつけました。)
日本は「人間関係や忍耐の面で問題があるのかな?」といったコロコロ型と考えられるため、マイナスイメージがあります。
しかし欧米の場合、ジョブホッパーはキャリアアップ型の優秀な人ととらえられます。色々な職場で活躍できる向上心のある人として評価されるのです。
(欧米でも、むやみに辞めたりキャリアを考えてない転職はマイナスイメージです。)
今回は主にコロコロ型のジョブホッパーが転職を成功させるには? について詳しくお伝えします。
ジョブホッパーでも転職を成功させる5点
転職成功の鍵は5点、まとめ
ポイント5点
1.一貫性のある経験を伝える
2.すぐ辞めない考えを伝える
3.ポジティブな転職理由を伝える
4.会社の求める人材と自分をつなげる
5.転職回数を気にしない会社を見つける
コロコロ型のジョブホッパーでも転職を成功させるにはまず、ジョブホッパーの問題点を払拭する必要があります。
とくに1と2の問題は深堀してしっかりと答えられるようにしましょう。では次から、この5点を具体的にお伝えします。
1.一貫性のある「経験」を伝える
自分の軸をみつけよう
目指している自分の「軸になっている考えを」みつけましょう。転職は繰り返したけど「どの会社でも〇〇の経験を得てきた」という一貫性を伝えましょう。
たとえば営業マンやエンジニアを例にすると
営業マンは売上達成のために・・・
軸がポイント
「A社で売上10%アップの経験を活かしB社では15%にアップしてきた」
「営業でかかわった人脈はまだ生きてる」
という、頑張ってきたことがつながっている経験あるとベストです。
エンジニアなら数字があるとベスト。
軸がポイント
「4社で200本くらいのプロジェクトに参加経験があり、技術は負けません」
と、いった軸になっている経験があげられます。
2.すぐ辞めない考えを伝える
目標をもちましょう
ジョブホッパーで一番の問題、それが「すぐ辞めるのではないか?」ということ。
今度は「腰を据えて仕事をします」「積んだキャリアを御社で最大限活かす」という辞めない考えを準備しましょう。
ココがポイント
この会社で将来、実現したい目標をもつこと
を準備する必要があります。
参考サイトとして以下もご案内します。
出世ナビ 次世代リーダーの転職学:転職の面接「不都合な5つの質問」はこう切り返せ!
3.ポジティブな転職理由を伝える
未来を見ることがポジティブ
なんといってもポジティブな考えがないと採用されません。ポジティブな転職というのは「自分が目指すもののために転職活動をした」といった理由が良いと思います。
本当の転職理由は色々ありますがネガティブなものや、他人のせいにした転職理由はぜんぶNGです。入社後も「ネガティブな考えがでたらすぐやめるだろう」と判断されてしまいます。
有名な人をめざす
「自分が目指すもの」がポジティブな未来です。もし思いつかなかったら有名人にたとえると話しやすいです。
たとえばTOYOTA社長の豊田章男さんのように「逆境をもろともしない経営者」なりたくて転職で〇〇を経験してきた、といった転職が今につながっている、という理由を考えることが大切です。
「ジョブホッパーなのはワケがあったんだ!」という考えを持ってもらうのが採用されるコツです。
4.企業の求める人材と自分をつなげる
企業の求めをさがそう
どんな人がほしいのか?企業の「求める人材」をさがして自分につなげる。
企業は「こんな実績のある人に来てもらいたい」という求める人材像があります。この人物は主にホームページに書いてあったり、探さないと見つからない会社もあります。じっくり探して研究しましょう。
そして、あなたがもっている”実績”を志望動機や自己PRにつなげることが必要なのです。
5.転職回数を気にしない会社を見つける
中途採用に力をいれてるかみてみる
比較的新しい会社は「過去にこだわらない」といった考えがあります。
特に経験者採用や中途採用に力を入れている会社はねらい目です。過去よりも未来にこだわった会社なのです。新しい会社やベンチャー企業は人材育成にはあまり力を入れない、といった所もあります。
そのような会社は「すぐ、働ける人」「業務に理解があるひと」を採用することが多いので、ねらい目です。※転職回数が多くてもどんどん採用するブラック企業があるので注意です。
ジョブホッパーはポジティブに!転職成功の鍵は5点まとめ
ポイント5点
1.一貫性のある経験を伝える
目指している者のために軸になっている考えをみつける。
2.すぐ辞めない考えを伝える
この会社で実現したい目標をもつこと。
3.ポジティブな転職理由を伝える
「自分が目指すもの」をみつけること。
4.会社の求める人材と自分をつなげる
「求める人材」をさがして自分につなげること。
5.転職回数を気にしない会社を見つける。
に中途採用に力を入れている会社はねらい目です。
ジョブホッパーでも辞めない姿勢と一貫性のある経験、そしてポジティブに転職活動をすることが成功の鍵です。
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ジョブホッパーである私の失敗
私の一番の失敗は”一貫性の無い転職を繰り返してしまった”ことです。そのため、一貫性をみつけて話せることや以下の点をアピールをしてきました。
アピールのポイント
「営業職を続けきたので(御社の求めている)法人の新規顧客獲得は問題なくできます。」
「ヒアリングが強みなので(御社の求めていることに)クライアントの問題解決が得意です。」
といった「求めている人物に合います!」と伝えることをしてました。
一貫性のある転職理由をみつけると自信も出てきます。繰り返した転職の不安を払拭するために一貫性を見つけてポジティブに転職活動をしてみてください。
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