この記事は以下のような方に向けて書いてます。
主に転職をしたい40代男性で
・転職先が決まらない
・何度か応募しているけど受からない
といった方に向けた内容になってます。
転職で求人に応募。でも全然決まらない。何故なんだろう?と悩んでいる40代の方々、ぜひこの記事をご参考ください。
40代からの転職は企業が求めている人材に100%合致しないといけません。応募して、数打ち当たる年齢ではなくなりました。
まずは、あなただけの志望動機を作りましょう。
20~30代の考えで転職に臨むと書類選考も突破できなくなります。40代以降は経験を分析をして企業の求めに対して答えられて、問題解決ができる志望動機を作る必要があります。
この記事では「40代の志望動機」を作るための内容になってますのでぜひご参考ください。
目次
40代の転職成功の道は、経験との合致が必要です。
結論から言うと「御社の希望にこたえられます」という志望動機が必要です。
「(40代の)私は〇〇を解決してきた経験がある、だから御社でもできる」といった志望動機が好ましいのです。企業にとって「解決(活躍)してくれそう」というイメージをもってもらえる魅力的な志望動機が必要となります。
「問題解決が出来る」ということが採用の糸口に
転職を他の表現でたとえると「バンドのメンバー募集」。
募集内容
バンド名「トヨスパ・パパパパボンバーZ」
只今ギター1名を急募集中!
ギターが辞めたので、ギター経験者を求めてます!求めるメンバーはこんな人
・ポップな音を出すギタリスト
・週1回のライブに出演してくれる人
ギターが辞めて困っているので募集している。また”ポップな音を出すギタリスト”にきてほしいこと。しかも毎週活躍してくれる人。そんな人どっかにいないかな?的な募集。
極端なたとえですが「ギターが弾ける」「ポップな音を出すギタリスト」「毎週ライブ出演できる」人を募集している。なので、これができないと採用されません、そんな感じ。
このようにバンド=会社が「求めていること」と「かかえている問題」の解決がでる人ではないと、仲間入りできない=転職が決まらないんです。
40代に求めているのは「経験」
40代では「この人を仲間に入れたら問題できそう! 解決して(自社は)大助かりだ」という企業側のメリットがないと採用されません。企業にとってメリットがある志望動機を書く必要があるのです。
40代までに経験したことを活かして問題を解決する、というのは20代~30代にはできない事です。その経験を企業が求めてます。
ではどの様な経験が求められるのか、大きく5つあります。
求める5つの経験
1. 業務をするうえでの判断や評価をする力
2. 当事者意識
3. マネジメント
4. 人柄
5. 人脈
上記の内容を具体的に伝える事が必要です。具体的にとは、相手(会社)が聞きたい内容であり数字が入っているのが望ましいです。
相手が堅実な社風な場合、「当事者意識」や「責任感」が求められるのではないか?と思ったら、自分の経験からチョイスして伝えましょう。
なぜ「経験」を求めているのか?
社内に入社させることで新しい風をおこしたいのです。
何年も頑張ってきたあなたの経験「リーダー性」「成功や失敗の経験」「実績を出したプロセス」などを企業が買います。そのような人を社内に入社させることでマネジメント力をとりいれたいのです。
マネジメントのポイント
・更に業務を効率化させる
・今よりデキる社員育成
・新しいビジネスを起こせる
といった、新しい風をおこしたいのです。業務を管理できる、実行できるといったマネジメント力が40代に求められます。
そのため、経験が転職先でいかせることで「このひとを仲間にいれたい」と求められるのです。
「学びたい」「成長したい」といった姿勢はNG。
20代~30代と一番の違いは、会社は40代を育てるつもりはないです。仲間に入ったら(入社したら)「さあ、活躍してください」という流れです。
「学びたい」「御社に入って成長して貢献する」といった姿勢の志望動機は避けましょう。
問題解決をアピールする方法として
では、問題解決のアピールってどうするのか?を考えると「企業の求める人材に合致させる」必要があります。
それには
ポイント
募集背景から問題解決を考える。
ことが必要です。
そこから
ポイント
・解決策を出す。
・自分の強さを伝える。
です。
募集背景から問題解決を考える
企業がなぜ募集をしたのかを考えるとあなたの貢献の仕方も見えてきます。
募集した理由は・・
ポイント
・売上を上げたい
・サービスの拡大
・部署強化
このような企業側の問題に対して「あなたは何ができるのか?」を提案し問題を解決する、といった志望動機がよいのです。
ポイントとして、この問題の中で一番得意な分野だ!ということをあなたの志望動機にするのがベストです。
解決策を出す。
今までの経験をもとに解決策を提案します。(この時点である程度、自分の実績を棚卸しておくと良いです)
「募集背景を考える」で出た問題に対して「前職ではこんな事をして〇%アップさせ貢献した」といった、経験をもとに解決策を提案します。企業側にとってはメリットとなる部分です。
解決策できる根拠を伝える。
自分ならこうできるという、あなたの考え、根拠を伝えます。たとえば
ポイント
「売上が上がらない障害」を何個もみつけられる。
そして解決できる。
【根拠】
なぜなら色々な視点から物事を見るのが好きだから、
といった部分が、あなたの経験です。また、以下の経験も含められると更によいです。
ポイント
・解決できる専門的な考え
・リーダー経験から得た、解決の考え
根拠があると色々聞かれても答えられます。しっかり考えましょう。
40代の志望動機をつくる
上記で上げた「解決策」「根拠」を志望動機に盛り込みます。
志望動機をつくる
▽「解決策を出す」ことを含める。
「御社の売上アップに貢献できます。」
▽「根拠を伝える」ことを含める。
「私は過去に売上が向上しない理由を100個見つけ解決したことで〇〇の問題を解決し売上アップを実現しました。」
上記の経験をもとに貢献したく、御社を志望いたしました。
という風に、課題解決の志望動機が良いのです。他に例えると「こんな事できるから仲間にいれて、わたしは役にたつ!」といったスタンス。
40代の志望動機は経験から問題解決できる、貢献できるという姿勢をアピールし転職を決めてゆきましょう。